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診察を受けて
先日、膝の痛みで自分の勤務先で診察を受けました。
当然、自分の勤務先の院長先生に診察をしてもらったわけで・・・。
勤務中だったため、白衣のまま診察室の椅子に座る私。
目の前には院長先生。
「どうした?」と素敵なバリトンボイス。
その瞬間、私は看護師であるということが頭から消え去り、ただの「いち患者」になっていました。
私の話すことをしっかり耳を傾けて聴いてくれる先生。
とめどもなく、何の脈絡もなく話し続けてしまいました。
過去に1度、膝の痛みが強くて注射をしてもらい、一時的には効果があったけど、
すぐに症状が戻ってしまったため、一時的な治療はしたくないと先生に言いました。
私の思いを聴いた上で、先生は「いま痛みでどうしようもないなら注射という方法も
あるよ」と言ってくれました。
納得。
その日は両膝のレントゲンを撮影して、塗り薬を処方してもらい、診察は終わりました。
「よし、また2週間後にな」と先生。
私はすっかり「患者として」先生の虜になっていました。
こういう気持ちにさせるのもドクターの「腕」と言えるのではないでしょうか。